ラクマ手数料無料のフリマアプリと言えば、「ラクマ」ですよね。ラクマのイメージといえばまず最初に出てくるのが「手数料無料」じゃないでしょうか。

メルカリでフリマアプリの便利さを知ったけれど、メルカリに支払う販売手数料が惜しいのでラクマに流れてくるというのがよくある流れだと思います。

しかし、ついにラクマの手数料無料が無くなり、2018年6月4日から出品手数料が必要になりました。僕を含めてラクマを愛用している人にとってはかなり衝撃的なニュースですよね。

もちろん、ラクマは手数料以外にも楽天ポイントが使えたりするメリットもあり、手数料無料だけをウリにしているわけではないですが、やはり手数料0円から有料となるのはインパクトが大きいです。

正確には、2018年2月26日で「ラクマ」と同じくフリマアプリの「フリル」がサービスを統合、旧ラクマのサービスを終了し、フリルの名称をラクマに変更して継続していくという形式になりました。

もともとラクマは販売手数料は無料でしたが、フリルは10%の販売手数料が必要でした。

ラクマサービスを終了して、フリルのサービスを継承していくのであれば手数料10%も継承する・・・となりそうですが、今までは手数料無料を継続していたわけです。

なので、販売手数料の有料化は仕方のないことかもしれませんね。

ラクマをやめてメルカリへ・・・

ちょっと待ってください!手数料が有料になったから、「もうラクマは使わない!メルカリにする!」なんて早合点はもったいないですよ。

まずはラクマの有料化になった販売手数料についてまとめて、それからラクマとメルカリとの比較についてもしていきたいと思います。

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ラクマの販売手数料有料化の内容

ラクマの販売手数料はもともとは0円でした。

ここでいう「販売手数料」というのは、物を出品して、誰かが購入してくれた時点で出品者がラクマに支払う手数料のことです。

そのラクマの販売手数料は2018年6月4日10時以降からラクマの販売手数料が有料になります。

気になるのは、その販売手数料がいくらになるのかというところです。

気になる販売手数料は商品が売れた時の商品価格の3.5%になります。

1000円の商品を売ると35円、10000円の商品を売ると350円ですね。

えっ?!思ったよりも安くないですか?10000円で売れた時の販売手数料が今までは0円だったのが350円必要になってしまうと考えると、「おぅ・・・」ってなりますが、メルカリの販売手数料は商品価格の10%です。

メルカリの販売手数料は商品価格の10%ということは、メルカリで10000円で売れたら販売手数料は1000円です。ラクマとメルカリ・・・ラクマはまだまだ全然使えそうですよね!

ラクマとメルカリを比べてみました

2大フリマアプリであるメルカリとラクマについて、どちらもメリットとデメリットがあると思います。

そのメルカリとラクマの各手数料について徹底的に比較してみました。

出品者の販売手数料の比較

まずやっぱり気になるのは、商品が売れた時に出品者がアプリへ支払う販売手数料の違いですよね。
さっきラクマの販売手数料が低いっ!と称賛していたのですが、あらためて比較してみました。

【販売手数料】
ラクマ 商品価格の3.5%
メルカリ 商品価格の10%

やっぱりラクマはメルカリよりも販売手数料は安いです。その差は6.5%で結構大きな差ですね。

購入者の決済手数料の比較

フリマアプリで商品を購入した時、お金を支払う方法によっては決済手数料が必要です。
まずは決済手数料の必要がない決済方法をご紹介します。

決済手数料が無料のケース

【手数料が無料となる決済方法】
ラクマ クレジットカード払い(決済金額2000円以下の場合)
楽天ペイ
LINE Pay払い
Paidy払い
楽天スーパーポイント
売上金
メルカリ クレジットカード
売上金
ポイント
クーポン

普段からインターネットでの買い物の決済はほぼクレジットカード決済の僕にとってはどちらもクレジットカードが手数料無料なのは嬉しいのですが、ラクマはなんと決済金額2001円以上となると決済手数料がかかります。

使っているクレジットカードは楽天カードなのに何とかならないのでしょうか。「楽天カードを使った場合は決済手数料は無料!」にした方がいいと思うし、今後絶対そうなると信じています。

ちなみに、ラクマのクレジットカード決済の2000円以下というのは、商品代金が2000円以下ということではありません。

商品代金が3000円であっても、楽天スーパーポイントや売上金などを使ったりして、クレジットカード決済金額が2000円以下になれば決済手数料はいりません。

決済手数料を無料にするために、楽天スーパーポイントなどで調整できるのは救いですね。

あと、個人的に嬉しいのはラクマで「楽天スーパーポイント」が使えることです。楽天スーパーポイントは結構貯まっている人も多いんじゃないでしょうか。

そして、期間限定の楽天スーパーポイントをもらったのは良いけれど、楽天のお店では使いみちが無いぞ!と有効期限が迫ってきてから焦ることも多いですよね。そんな場合でもラクマなら色々使いみちはありますからね。

僕にとってはラクマで楽天スーパーポイントが使えるのは本当に助かっています。ラクマを使う上での大きなメリットですね。

決済手数料が有料のケース

クレジットカードや売上金で支払えれば決済手数料はいらないのですが、普段からクレジットカードを使っていない人や、ネットではクレジットカードを使いたくないという人も多いと思います。

そんな人は決済手数料が必要になります。

【決済手数料】
ラクマ 216円
メルカリ 100円

決済手数料ではメルカリの方が安いですね。メルカリの100円に対して、ラクマの決済手数料は216円。かなり大きな違いです。

僕はクレジットカード払い&楽天スーパーポイント払いなので全く問題ないですが、手数料が無料の決済方法を使えないのであれば、ラクマはちょっと避けたくなりますね。

決済手数料が必要な決済方法も比較しておきます。

【手数料が有料となる決済方法】
ラクマ クレジットカード払い(決済金額2001円以上の場合)
コンビニ払い
ATM払い(ペイジー)
メルカリ コンビニ払い
d払い
auかんたん決済
ソフトバンクまとめて支払い
ATM払い(ペイジー)
メルカリ月イチ払い

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売上金の振込手数料の比較

フリマアプリで物を売って、その売上金を使ってフリマアプリ内で物を買う場合なら特に気にする必要はありません。

ただ、ラクマやメルカリで売り上げた売上金は現金化して生活費の足しにしたいという人がほとんどじゃないでしょうか。

そんな時に必要なのが、売上金を振り込んでもらうときに必要な振込手数料です。

ラクマとメルカリで振込手数料を比較したいと思います。

【振込手数料】
ラクマ 振込金額にかかわらず216円
楽天銀行の場合:10000円以上の場合は無料
メルカリ 10000円以上:無料
10000円未満:210円

振込金額が10000円未満の場合はラクマもメルカリも手数料がかかります。

金額はメルカリは210円、ラクマは216円でほとんど同じで誤差範囲でしょう。できれば10000円未満の振込は避けたいところですね。

気になるのは10000円以上の場合です。メルカリは無料ですが、ラクマは楽天銀行宛の場合は無料で、それ以外の銀行の場合は10000円未満と同じく216円の振込手数料が必要になります。

ラクマで売上金を振り込んでもらう時に、僕みたいに楽天銀行を持っているなら問題ないのですが、持っていない人は確実に216円かかるのはイタいですね。

ラクマを使っている人だったら、とにかく楽天銀行の口座は持っておいた方がよさそうですね。

まとめ

ラクマとメルカリで手数料について比較してみました。どうでしたでしょうか。

販売手数料はラクマの方が安いんですが、その他の決済手数料や振込手数料ではメルカリの方がお得で使いやすい印象がありますね。

これはトータルではどちらが安くなるかというのはケース・バイ・ケースですよね。

10000円くらいの高額商品を販売したい場合は販売手数料の3.5%と10%の違いは大きくなっていきますよね。そうなるとラクマの方がいいし、安い商品で販売手数料がほとんど変わらないならメルカリでもいいですよね。

そして、気になるのはユーザー数の違いですが、メルカリのユーザー数の方が断トツ多いですよね。

ユーザー数が多い方がメリットになる場合もあったり、反対にユーザー数が少ない方がメリットになることもありますよね。

ユーザー数が少ないからなかなか売れない!ということがあるけれど、ユーザー数が少ないから掘り出し物をゲットできた!なんてこともあります。

ラクマとメルカリはどちらも甲乙つけがたいフリマアプリなので、どちらも併用してみて自分にあったほうを使うのがいいんじゃないでしょうか。

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