空き家や別荘などを所有している人の共通の悩み事と言えば、空き家や別荘などの電気代じゃないでしょうか。
空き家の維持(清掃など)で電気を使う度に、そして別荘を使う度に電気会社と契約をして、終わったら契約解除するのが一番確実な節約方法だけれど、そんな面倒なことはしていられませんよね。
空き家や別荘では電気はほとんど使わないけれど、いつでも電気を使えるように契約だけはしておきたいですよね。
ということで、しぶしぶ電力会社と契約して基本料金を支払い続けるというのが現実的な運用になっていました。
私も空き家の電気代を支払っているのですが、電力会社からの請求は当然ですが毎月来ます。
ブレーカーを落として電気は全く使っていないのに電気代を支払わないといけないのは何だか悔しいですよね。
しかし、そんな空き家や別荘の電気代の悩みを解決してくれそうなのが基本料金0円の楽天でんきです。
スポンサーリンク
目次
ポイントは基本料金を抑えること
空き家や別荘で電気を使っていなくても契約しているだけで支払わないといけないのが基本料金ですよね。
僕の場合は最近支払った電気代でいうと、2018年9月分の電気代で使用量は0kWhで381円の電気代でした。
それくらいいいじゃない・・・と思う人もいるかもしれませんが、これを何年も払い続けるとなったら結構大変ですよね。
まずは各社の基本料金(代表的なプラン)を確認しておきましょう!
北海道電力の基本料金
プラン | 料金(税込) |
---|---|
10A | 334円80銭 |
15A | 502円20銭 |
20A | 669円60銭 |
30A | 1,004円40銭 |
40A | 1,339円20銭 |
50A | 1,674円00銭 |
60A | 2,008円80銭 |
東北電力の基本料金
プラン | 料金(税込) |
---|---|
10A | 324円00銭 |
15A | 486円00銭 |
20A | 648円00銭 |
30A | 972円00銭 |
40A | 1,296円00銭 |
50A | 1,620円00銭 |
60A | 1,944円00銭 |
東京電力の基本料金
プラン | 料金(税込) |
---|---|
10A | 280円80銭 |
15A | 421円20銭 |
20A | 561円60銭 |
30A | 842円40銭 |
40A | 1,123円20銭 |
50A | 1,404円00銭 |
60A | 1,684円80銭 |
北陸電力の基本料金
プラン | 料金(税込) |
---|---|
10A | 237円60銭 |
15A | 356円40銭 |
20A | 475円20銭 |
30A | 712円80銭 |
40A | 950円40銭 |
50A | 1,188円00銭 |
60A | 1,425円60銭 |
中部電力の基本料金
プラン | 料金(税込) |
---|---|
10A | 280円80銭 |
15A | 421円20銭 |
20A | 561円60銭 |
30A | 842円40銭 |
40A | 1,123円20銭 |
50A | 1,404円00銭 |
60A | 1,684円80銭 |
関西電力の基本料金
料金(税込) | |
---|---|
最低料金(最初の15kWhまで) | 334円82銭 |
中国電力の基本料金
料金(税込) | |
---|---|
最低料金(最初の15kWhまで) | 331円23銭 |
四国電力の基本料金
料金(税込) | |
---|---|
最低料金(最初の11kWhまで) | 403円92銭 |
九州電力の基本料金
プラン | 料金(税込) |
---|---|
10A | 291円60銭 |
15A | 437円40銭 |
20A | 583円20銭 |
30A | 874円80銭 |
40A | 1,166円40銭 |
50A | 1,458円00銭 |
60A | 1,749円60銭 |
沖縄電力の基本料金
料金(税込) | |
---|---|
最低料金(最初の10kWhまで) | 395円08銭 |
楽天でんきの電気料金プランは?
それでは、楽天でんきの料金プランはどのようになっているのでしょうか。
気になる楽天でんきの料金プランを見てみましょう。
エリア | 基本料金 | 従量料金(税込) |
---|---|---|
北海道電力エリア | 0円 | 29円50銭/kWh |
東北電力エリア | 26円00銭/kWh | |
東京電力エリア | 26円00銭/kWh | |
中部電力エリア | 26円00銭/kWh | |
北陸電力エリア | 21円50銭/kWh | |
関西電力エリア | 22円00銭/kWh | |
中国電力エリア | 24円00銭/kWh | |
四国電力エリア | 24円00銭/kWh | |
九州電力エリア | 23円00銭/kWh | |
沖縄電力エリア | 26円50銭/kWh |
とてもシンプルでわかりやすいですね。
大手電力会社は使えば使うほど1kWh当たりの単価が上がっていくのが一般的なのですが、楽天でんきではどれだけ使っても1kWh当たりの電気料金は変わりません。
例えば東京電力の一般的なプラン「従量電灯B」だと1kWhあたりの単価は、
- 1kWh〜120kWhまでは19円52銭
- 120kWh〜300kWhまでは26円00銭
- 300kWh以上は30円02銭
というように使う電気量が増えれば1kWhあたりの電気単価が上がります。
どれだけ使っても1kWh当たりの電気料金が変わらないというのも楽天でんきの重要なポイントですが、しかしここで重要なことは楽天でんきの基本料金が0円ということです。
電力会社から請求される金額には、基本料金(最低料金)や電力量料金に加えて、再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ促進賦課金)が請求されるので請求金額が完全に0円ということはありませんが、それでも基本料金が0円というのはものすごい魅力ですよね。
まさに空き家や別荘など電気をほとんど使わないけれど、いつでも使えるように契約だけはしておきたいという人にぴったりですよね。
—–(ここまで関西電力ホームページより抜粋)—–
この再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ促進賦課金)は国によって定められているので大手電力会社を選んでも楽天でんきを選んでも同じ金額がかかります。
スポンサーリンク
楽天でんきはこんな人にオススメ
空き家や別荘でほとんど電気を使わないけれど、いつでも使えるように契約だけしておきたいという人には断然オススメの楽天でんきですが、もちろん楽天でんきは多くの人にオススメです。
ただ、中には楽天でんきに乗り換えると損をしてしまうというケースもあります。
楽天でんきはどのような人にオススメで、どのような人にはオススメできないのか見ていきたいと思います。
こんな人にオススメ
これまで空き家や別荘のようにほぼ電気を使わないという人はオススメしてきました。
もちろん空き家や別荘だけを保有している人だけにオススメというわけではありません。
どのような人にオススメできるかというと、実は逆に電気をたくさん使っている人にもオススメできます。
大手電力会社の従量電灯プランは使えば使うほど1kWh当たりの電気料金は上がりますが楽天でんきの電気料金は一定なので、楽天でんきのほうが電気料金が安くなるというわけですね。
例えば東京電力で300kWh以上使うとなると、電気代は1kWh当たり30円02銭かかりますが、楽天でんきだと1kWhあたり26円00銭です。
東京電力と楽天でんきでは1kWhあたり約4円も違ってきますね。
しかも、楽天でんきだと電気使用量200円につき楽天スーパーポイントが1ポイント貯まるので実際はもっとお得なんです。
こんな人にはオススメできない
逆に楽天でんきをオススメできないという人もいて、それはワンルームで一人暮らしといったそれほど電気を使わない人です。
理由はさきほどのオススメの時の理由と同じで、大手電力会社の従量電灯プランは利用電力が少ない場合は1kWh当たりの電気料金は楽天でんきよりも安いので楽天でんきに乗り換えると電気料金が増えてしまうというわけです。
また、オススメできないというよりも楽天でんきに契約できないという条件もあり、現在大手電力会社で20A以下(10A・15A・20A)で契約している人は楽天でんきに乗り換えることはできません。
20A以下で契約をしていて、どうしても楽天でんきに乗り換えたいという人は一旦契約を30A以上に変更してから乗り換えることが必要になります。
しかし、関西電力・中国電力・四国電力・沖縄電力ではA(アンペア)での契約はないので、その条件はありません。
とりあえず電気料金のシミュレーションで確認
電気料金表とにらめっこもいいですが、現在の状況を入力するだけでどれだけ得するか損するかというのがわかるシミュレーションがあるので、まずはシミュレーションで試してみるのがいいですね。
僕が電気代を支払っている空き家の場合は年間の電気料金が4,008円お得になるという結果でした。
楽天でんきホームページ内の「電気料金シミュレーションはこちら」から試算ができて1分もあれば終わりますよ。
しかもシミュレーションするだけで楽天スーパーポイントが5ポイントもらえるのが少しうれしいです。
楽天でんきに乗り換えてみました
僕は空き家の電気代の基本料金(334円)を関西電力に支払っているのですが、毎月ジワジワと支払うのが苦痛なので楽天でんきにしてみました。
まずはどれくらい安くなるのか知りたいので見積りですよね。
公式ホームページから「電気料金シミュレーション」ができますよ。
電気料金シミュレーションは直近月の検針票があれば大丈夫です。
「契約会社」「契約プラン」「使用月」「電気使用量」を入力します。
僕の場合はブレーカーを落としているので0kWhでした。
電気料金シミュレーションの結果は、楽天でんきの入会キャンペーンとして楽天スーパーポイントが3000ポイントもらえるので初年度7,008円分おトクと出ましたが、純粋に電気代としては年間で4,008円おトクとなりました。
毎月334円の基本料が12ヶ月(334円 × 12ヶ月 = 4,008円)無料になるということですね。
素晴らしい結果になったということを確認したところで、楽天でんきを申し込みたいと思います。
電気料金シミュレーション結果画面からも申し込めますし、楽天でんきの公式ホームページからももちろん申し込めます。
楽天でんきの契約には事前に楽天会員になっておく必要があります。
多くの人が楽天会員だとは思いますが、もし楽天会員じゃないよっていう人はまずは楽天IDを取得してくださいね!
楽天IDがある人は契約内容がわかるもの(検針票など)を用意してスタートです。
まずはクレジットカードの確認からです。
楽天でんきの支払いはクレジットカードのみです。大手電力会社のように銀行振込や銀行引き落としなど使えません。
そしてクレジットカードは楽天IDに紐づけたクレジットカードである必要があります。
もし楽天でクレジットカードを登録していない人は楽天にログインしてクレジットカードを登録しましょう。
もちろんおすすめするクレジットカードは100円の利用で楽天スーパーポイントが1ポイント貯まる楽天カードですが、他のクレジットカードしか持っていないという人でも大丈夫ですよ。
事前に用意した検針票などをもとに申込み内容を入力していきます。
入力する内容は次の通りです。
- 電気事業者
- お客さま番号
- 供給地点特定番号
- 現在契約中のプラン
- お名前
- お名前(カナ)
- 電気の供給先住所
- 備考欄
- 契約者電話番号
- 契約者メールアドレス
- 請求先情報(契約者と同一か否か)
申込み内容の確認画面で入力した内容を確認します。
内容を確認して申込みボタンを押すと、申込み完了です。
とても簡単です。
申込み完了後にメールが届いたのですが、メールに記載されている今後の手順です。
【1】マイページの解説
※楽天に登録したメールに届きます。
【2】契約切替の手続き
※楽天にて現在の電気契約の解除手続き、新規契約の手続きを行うので、僕がすることはありません。
【3】供給開始予定日のお知らせ
切替の手続きが完了した段階で、供給開始予定日をメールで知らせてくれます。
【4】スマートメーターの設置
使用中の電気メーターがスマートメーターでない場合はスマートメーターに取り替えます。
費用は無料で、基本的には立会いもいらないようです。
2024年を目標に無料で順次スマートメーターに切替られています。
【5】ご利用開始
電気の利用開始日はマイページで知らせてくれます。
まとめ
空き家や別荘などを保有していて、電気を使っていないのに電気料金を支払っている人にとっては楽天でんきはうれしい存在ですね。
楽天でんき以外にも「基本料ゼロ」を謳っている新しい電力会社もありますが、北海道から沖縄まで全国対応しているというのが楽天でんきの強みですね。(離島は一部対応していないみたいですが・・・)
あと、やっぱり楽天グループというのは安心ですし、楽天グループといえばもちろん楽天スーパーポイントですよね。
電気使用料200円につき楽天スーパーポイントが1ポイント貯まるようになっているので、ジワジワと楽天スーパーポイントが貯まって嬉しいですね。
楽天でんきに乗り換えたら本当にお得なのか不安・・・という人でも楽天でんきは契約解除料金も0円なので、まずは気軽に申し込んでみてもいいかもしれませんね。
スポンサーリンク