楽天銀行デビットカードはJCBだとポイント還元率最強！年会費も無料！

デビットカードを使っているけれど、特に考えて選んだわけではなくて、キャッシュカードについているデビットカードをなんとなく使ってはいませんか？

銀行口座を作ったときにキャッシュカードにつけてもらったデビットカード機能をそのまま何となくつかっている人は知らずのうちに実は損をしているんですよ。

デビットカードのなかには使えば使うたびにポイント還元があるデビットカードもあったりして、しっかりとデビットカードは選んで作ったほうが賢いのです。

でも・・・デビットカードのためだけに銀行の口座を作る、というのはちょっと面倒ですよね。

それにデビットカード専用の口座だと、もし入金を忘れてしまって口座残高が少ない状態でデビットカードを使ってしまうと残高不足になってしまう恐れもあります。

だったら、常にお金が潤沢にあるメインバンクのデビットカードを使うのが安心といえば安心です。

しかし、楽天銀行のデビットカードはわざわざデビットカード用に楽天銀行の口座を作ってでも使いたくなるくらいに、他の銀行とは格が違うというくらいのお得感があるんです！

デビットカードをフルに活用している人であれば、これを機会に楽天銀行をメインバンクにしてもいいくらいです。

というわけで、楽天銀行デビットカードのお得感について紹介していきます！

まずはデビットカードについてちょっと解説

まずはおさらいとしてデビットカードについて簡単に説明していきたいと思います！

デビットカードはクレジットカードと比較するのがわかりやすいですよね。

お金を実際に支払うタイミングが違う

デビットカードの使い方はというと、買い物をするときにデビットカードを店員さんに渡す、もしくはインターネットショッピングでデビットカードの番号を入力するだけで買い物ができます。

ここまではクレジットカードと同じですよね。

では、何が違うのかというと、決済（お金を実際に支払う）のタイミングですね。

クレジットカードの場合は、今月は10万円です〜と1ヶ月の利用分を後日まとめてクレジットカード会社によって銀行口座から引き落とされます。

一方、デビットカードはデビットカードをお店で使ったタイミングで即時に銀行口座から引き落とされます。

クレジットカードの場合は月に1度の引き落とし日に引き落とし口座にお金がないと督促が来ますが、デビットカードだとお店で支払うタイミングで銀行口座に残高が無いと、「残高不足」となってカードは使えずに買い物はできません。

デビットカードは銀行口座が財布となって、買い物する度に銀行口座からお金を支払うというイメージですね。

デビットカードは審査がいらない

クレジットカードを作るのには一般的には年齢・職業・収入などによる審査がありますが、デビットカードを作るのには審査はありません。15歳（もしくは16歳）以上であれば誰でも作れます。

なので、学生だったり無職だったり主婦だったりで一般的にクレジットカードが作りにくいとされる人でもデビットカードなら簡単に作れます。

クレジットカードの支払い滞納などによるブラックリストに載っていたり、自己破産した人でもデビットカードなら作れます。

クレジットカードは厳密に言うと借金をするということなので社会的な信用が必要とされますが、デビットカードは銀行口座の残高自体が信用になるという風にも考えられますね。

なぜデビットカードに需要があるの？

銀行口座に残高が無いと使えないなんて一見するとデビットカードは不便に思いますが、クレジットカードのツケ払いがイヤだったり、買い物代金がすぐに銀行口座から引き落とされるのがわかりやすくて安心ということから、クレジットカードを選ばずにデビットカードを使っている人も多いんですね。

また、デビットカードは即時決済なので、MoneyForwardなどの家計アプリとの相性もいいんですよ。

あとはネットショッピングの決済手段としてクレジットカードが使いたくても使えない学生さんやフリーターの人でも、デビットカードがあればネットショッピングでもクレジットカードの代わりに決済手段として使えるというのもありますね。

デビットカードは大きくわけて2種類

デビットカードは大きく分けて次の2種類に分かれます。

• J-Debitカード
• ブランドデビットカード

どちらのデビットカードも買い物時に即時決済で銀行口座からお金が引き落とされるという流れは同じです。

ただ、表面上の流れは同じでもシステム的には大きく異なります。

J-Debitカードは買い物をするとJ-Debitのシステムを利用して、銀行口座からお金を引きます。

ただ、J-Debitが使用できる時間は24時間365日使えるわけではなく、発行している金融機関ごとに利用できる時間は異なります。

一方、ブランドデビットカードはVisaやJCBといったクレジットカードの決済システムを利用しているので24時間365日利用できます。

デビットカードと言っても使い勝手はクレジットカードと同じで、違うのは口座から利用金額が随時引き落とされるというだけです。

デビットカードを使う時に、「支払いはクレジットで」と言ってデビットカードを渡しても問題なく支払いできます。

クレジットカードと同じ使い方ができるので、ネットショッピングのクレジットカード決済にも問題なく利用できます。

J-Debitは日本独自システムを利用したデビットカードで、銀行のキャッシュカードに自動でついているデビットカードはこのJ-Debitです。

かつてはデビットカードと言えばJ-Debitカードのことを指していましたが、今ではJ-Debitカードの発行数は減っており、逆にVisaやJCBなどのブランドデビットの発行数が増えてきています。（2017年日本銀行調べ）

J-Debitカードは発行手数料や年会費は無料というメリットもありますが、ブランドデビットでも無料のものも出てきており、今からデビットカードを使おうという場合は、ブランドデビットカードで間違いないでしょう。

J-Debitカードとブランドデビットカードの比較

	J-Debitカード	ブランドデビットカード
発行手数料・年会費	無料	無料/有料
利用可能店舗	国内45万ヶ所	世界3800万ヶ所
決済タイミング	即時決済	即時決済
審査	不要	不要
利用可能時間	カード発行元により異なる	24時間・365日
ネットショップでの利用	利用不可	利用可能

楽天銀行デビットカードについて

少しデビットカードの解説が長くなりすぎました・・・。ようやく本題の楽天銀行デビットカードのについて説明していきます。

発行できるデビットカードの種類は？

楽天銀行はJ-Debitカードは発行しておらず、ブランドデビットのJCBデビットとVisaデビットの2種類を発行しています。

デビットカードの説明でも書きましたが、J-Debitカードの発行数は減り、ブランドデビットカードの発行数が増えている現状から見ても、JCBとVisaのブランドデビットカードで問題ないでしょう。

楽天銀行デビットカードの発行手数料と年会費について

楽天銀行デビットカードの発行手数料は無料です。

ただ、年会費についてはデビットカードのブランドによって変わります。

JCBだと年会費は無料ですが、Visaだと毎年の年会費が必要になります。

	JCB	Visa	Visa（ゴールド）
発行手数料	無料	無料	無料
年会費	無料	1,029円（税込）	3,086円（税込）

使えば使うほど楽天スーパーポイントが貯まる

デビットカードによっては利用金額に応じて現金キャッシュバックやポイント還元などが行われています。

楽天といえば・・・そう、いまや国民的ポイントと言っても過言ではない楽天スーパーポイントですね。

楽天銀行デビットカードを使えば使うほど楽天スーパーポイントが貯まります。

どれくらい楽天スーパーポイントが貯まるのかというと、選択したデビットカードのブランドによって大きく変わります。

	JCB	Visa	Visa（ゴールド）
還元ポイント	100円利用ごとに1ポイント（実質1%）	1000円利用ごとに2ポイント（実質0.2%）	1000円利用ごとに5ポイント（実質0.5%）

Visaブランドは月に1度「ポイント優待デー」という日があり、その日の買い物のポイントが2倍になるという日があったのですが、今は休止中となっています。

楽天銀行デビットカードのブランドはJCBで決まり

楽天銀行デビットカードはおすすめなのですが、ブランドは圧倒的にJCBをおすすめします。

おすすめというよりも絶対にJCBにすべきです。

クレジットカードでもそうですが、JCBよりもVisaの方が取扱店舗は多いです。JCBの世界2700万ヶ所に対して、Visaは世界3800万ヶ所ですからね。

でも、やっぱり楽天銀行デビットカードと言えばJCBです。楽天銀行デビットカードのホームページも闇にJCBを選んでほしいような感じの作りになっていますよね（笑）

そんな楽天銀行のJCBデビットカードのメリットと言えば、

• 発行手数料・年会費無料
• ポイント還元率が1%

の2つです。

発行手数料の無料はともかく、年会費の無料はやはり大きいですよね。

Visaだと1,029円（税込）、Visaゴールドだと3,086円（税込）が年会費として必要なので圧倒的な違いですよね。

僕はデビットカードの年会費に1円足りとも払いたくないですね。

そして、ポイント還元率の高さも大きな魅力です。

Visaの0.2%やVisaゴールドの0.5%でも、デビットカードとしては嬉しいのですが、デビットカードの還元率が条件無しで1%を超えるものは他にはなかなか見当たりません。

楽天銀行デビットカードを持つならやはりJCBブランドですね。

楽天銀行デビットカードの申し込み方法

楽天銀行デビットカードは16歳以上で、楽天銀行の口座を持っていれば無審査で誰でも簡単に作ることができます。

楽天銀行の口座を持っていない人

楽天銀行にまだ口座を持っていない人は、楽天銀行のホームページより口座開設手続きを行ないます。

口座開設を進める中で、デビットカードの種類（JCB、Visa）を選択することができます。

口座開設完了後、約1週間から10日ほどで簡易書留にてカードが届きます。

楽天銀行の口座をすでに持っている人

楽天銀行の口座を持っている人で、デビットカード機能がついていない人もホームページから申し込むことができます。

楽天銀行のホームページで会員ページへログイン後、「カード・ATM」タブを押して、「カードを申し込む」を選択します。

カード一覧が表示されるので、希望するデビットカードを選択します。

デビットカードの申込み後、約5〜7営業日ほどで簡易書留にてカードが届きます。

まとめ

楽天銀行のJCBデビットカードの良さは伝わりましたでしょうか？

クレジットカードと比較してデビットカードの弱点はやはりポイント還元率だと思います。

そんなデビットカードの弱点を克服したのが、クレジットカード並の還元率1%というのを実現した楽天銀行デビットカードなんですよね。

普段ほとんど楽天で買い物をしないから楽天スーパーポイントをもらっても使いみちが無い・・・という人も、最近では楽天スーパーポイントはマクドナルドやミスタードーナツ、くら寿司といった町中のお店でも使えるので使いみちに困るというのは無いですよ。

デビットカードをこれから作る人やこれからも使い続ける人には楽天銀行のJCBデビットカードはおすすめです。