楽天銀行に口座を持っていますか?
楽天銀行はネット銀行の中で最も口座保有者数が多い銀行なので、「楽天銀行に口座を持ってるよ」っていう人は多いかもしれません。
しかし、楽天銀行の口座はうまく使いこなせているでしょうか。
楽天銀行の口座はうまく使いこなせば、大手銀行の口座にお金を入れておくのが馬鹿らしくなるくらいメリットのある銀行なのですが、なかなか使いこなせている人は少ないようです。
楽天銀行の口座を使いこなす上で最も重要な言葉の一つが「マネーブリッジ」です。
マネーブリッジという言葉を初めて聞いた、もしくは何となく聞いたけれど難しそうだしよくわからないという人は楽天銀行を全然使いこなせていなくてもったいない状態です。
「マネーブリッジとは何?」っていう人から「マネーブリッジっていう言葉は知っていたけれど、よくわからずそのままにしていた」という人のために、マネーブリッジについてわかりやすくまとめてみました。
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目次
マネーブリッジとは一体なに?
まずはマネーブリッジとは何かをわかりやすく簡潔にいうと、楽天銀行の口座と楽天証券の口座を連携させることです。
楽天証券の口座に楽天銀行の口座を連携(=紐づけ)させることをマネーブリッジと言います。
マネーブリッジ(money bridge)なのでつまり”お金の架け橋”っていうイメージですね。
楽天証券の口座に楽天銀行の口座を紐づけすることによって様々なメリットがあるというわけです。
でも「楽天証券の口座なんて持ってないし、株式やFXとかしないから私には関係ないなぁ〜」っていう人がほとんどかもしれません。
そんな株式投資やFXなどに全く興味がなくて今後も証券会社のお世話になる予定は無いという人でも、証券会社に口座を持つことはできます。
もちろん、楽天証券も例外ではなく、誰でも簡単に口座を作ることができます。
マネーブリッジをするためだけに楽天証券に口座を作ることだってもちろんできます。
楽天証券が「取引予定の無い人は口座を作らないでください」だとか「マネーブリッジ目的の人は口座作らないでください」なんてことも一切言っていません。
証券会社にお世話になる予定が無いのに口座を作るなんて面倒・・・、しかしその面倒さを上回るメリットがマネーブリッジにはあるのです。
まずは楽天銀行の普通預金の金利優遇についてです。
マネーブリッジで楽天銀行の普通預金金利がすごい!
マネーブリッジの最大のメリットと言えば、楽天銀行の普通金利優遇ではないでしょうか。
楽天証券を使っていない人にとったら、メリットはこの楽天銀行の普通金利優遇しかありません。
金利優遇と言ってもいったいどれくらいの優遇を受けれるのでしょうか。
楽天銀行の普通預金の金利は年利0.02%です。
大手銀行の普通預金金利は年利0.001%なので、年利0.2%といっても大手銀行の20倍の金利です。
それだけでも楽天銀行の金利は魅力的なのですが、楽天銀行口座と楽天証券口座のマネーブリッジを設定すると、なんと金利が年利0.1%となるんです。
何もしないときの金利と比べると5倍で、大手銀行の年利0.001%と比べると100倍の金利になるんです。
参考記事楽天銀行の普通預金金利は大手の20倍。条件クリアで最大100倍にも!
銀行口座に100万円を1年間預けた場合の利息は大手銀行の年利0.001%だと、【100万円 X 0.001% = 10円】でたったの10円です。
それに比べてマネーブリッジを設定した楽天銀行に同じく100万円を1年間預けた場合は年利0.1%で【100万円 X 0.1% = 1000円】で1000円になり、100倍の差がついてしまいます。
今の低金利の時代、銀行に利息を期待する人はほとんどいないかと思いますが、マネーブリッジを設定した楽天銀行だったら利息を受け取るのが少し楽しみになりますよね。
楽天証券に関わりがない人にも、楽天証券口座を作ってマネーブリッジを設定することのメリットはとっても大きいですよ。
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マネーブリッジにはメリットが他にも
楽天銀行ユーザーにとってのメリットは楽天銀行の普通預金金利が0.1%と優遇される1つだけですが、楽天証券ユーザーにとってのメリットは他にもあります。
細かなメリットはいくつかありますが、主なメリットは2つです。
自動入出金(スイープ)ができるようになる
楽天証券をはじめとした証券会社で株などを購入する時には証券会社の口座にお金が無いと買えませんよね。
証券会社で株などを購入する時は証券会社の口座へ入金する必要があるのですが、楽天証券の場合は楽天証券の口座と楽天銀行の口座のマネーブリッジを設定することで、楽天証券で株などを購入するタイミングで自動で楽天銀行口座から楽天証券口座へとお金を入金してくれます。
つまり、楽天銀行の口座をさも楽天証券の口座かのように使うことができるというわけです。
楽天証券の口座に残った残高は夜になると自動で楽天銀行の口座へ戻されます。
楽天証券の口座にお金を置いておいても利息はつかないですが、楽天銀行の口座に戻すことで年利0.1%の金利がつくのでお得ですよね。
ハッピープログラムで楽天銀行が便利に!
楽天銀行のハッピープログラムは知っていますよね!
楽天銀行で色々な取引を行うたびに楽天銀行のATM手数料が月に最大7回まで無料になったり、楽天スーパーポイントが貯まったりするというプログラムです。
参考記事楽天銀行のハッピープログラムを攻略!デメリットは無い・・!?
楽天証券での色々な取引もハッピープログラムの対象となっていて、楽天証券で色々な取引を行えばそれだけ楽天銀行が使いやすくなります。
楽天証券で株式やFXなどの取引をガンガンしている人であれば、ハッピープログラムの最高ランクである「スーパーVIP」になれますよ。
マネーブリッジにはデメリットが無いの?
これだけマネーブリッジはいいよいいよと言っていますが、ではデメリットは無いのでしょうか。
マネーブリッジをすることによるデメリットは無いと言ってもいいでしょう。
マネーブリッジを設定するのに手数料はかかりませんし、自動入手金(スイープ)する時の手数料も必要ありません。
マネーブリッジはデメリットどころかメリットしかないので、楽天銀行の口座は持っているけれど、株式取引などを行わないので楽天証券とは縁が無いしこれからもお世話になることは無いと思っている人でも、楽天証券の口座を作ってマネーブリッジを使わない手はないと思います。
マネーブリッジをするには
マネーブリッジを設定するにはどうしたらいいのでしょうか。
楽天証券の口座を持っていない人はまずは口座を作らないといけませんが、口座を作るのに特に難しいことはありません。
楽天証券のホームページから簡単に作れますよ。
楽天銀行の口座を持っていない人はもちろん楽天銀行の口座も作る必要はあります。
楽天銀行の口座と楽天証券の口座が揃ったらマネーブリッジの設定ができます。
どこで設定できるのかというと、どこかへ出向いたり電話をしたりする必要は無く、楽天銀行のホームページからマネーブリッジの設定が簡単にできます。(楽天証券のホームページからでも設定できます。)
マネーブリッジの設定が反映するまで少しだけ時間がかかりますが、設定自体はあっという間に終わりますよ。
まとめ
楽天証券の口座と楽天銀行の口座を連携させる「マネーブリッジ」についてまとめてみました。
自動入出金のサービスも楽天証券を使っている人からすればもちろん便利ですが、やはり楽天銀行の普通預金金利が年利0.1%になるというのは見逃せないですよね。
楽天証券というだけで「なんだか難しそう!」「私には関係ないわ」なんて敬遠してしまいがちですが、マネーブリッジの設定自体は本当に簡単です。
楽天証券をすでに活用しているよっていう人はもちろんのこと、株式やFXの取引はしていないけれど楽天口座を持っているという人にもマネーブリッジはおすすめです。
デメリットが無くてメリットしか無いマネーブリッジは使わないと絶対に損ですよ。
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